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2011年03月13日

今、私たちにできること。

今、私たちにできること

まずは、出来る限りの『 節電 』
地震直後から、私の住む町では街中が停電しました。
外をみると、目の前の信号機も消えています。
昼間だったから、パニックにはなりませんでしたが
さすがにちょっとビックリしました。
うちの近所だけかと思っていたので、とりあえず信号機の事を
伝えないと危ないと思いすぐに東電に電話したのですが、
広範囲で停電しているので、しばらくお待ちくださいとのこと。


すぐに復旧するかと思いながらも、万が一に備えての準備。

テレビやPCのネットはもちろん繋がらないので、
すぐに情報を仕入れるのはこんな時ラジオに限ります。

最近、使っていなかったので急いでコンビニに電池を買いに行き
ついでに携帯の充電機用電池も補充。
うちの方では、固定電話の回線もしばらくすると断線されました。

沿岸部に住んでいるので、大津波警報も発令される中、
信号機が止まっている為、所々でクラクションが鳴り響き
街は少し騒然としていました。

夕方になるにつれ、日が暮れて来ても通電する気配がない。。

ロウソクや念の為の発電機などを用意しました。


4年前、葉山で海の目の前に住んでいた時、台風の影響で
裏の山が崩れ、目の前まで土砂が迫り、一時避難した事がありました。
結局その時は、2週間位避難した後、そのまま引っ越し。

その時は真夜中の出来事だったので、さすがにちょっと焦りましたが
今回はかなり落ち着いて、貴重品や、水、電池、簡単な食料等の
必要最低限の荷物をまとめて、いつでも出れる準備をしておきました。


それでも復旧を待ち、そのまま夜になると真っ暗になり、
いかに普段電気のある生活に頼っているのか、
そして情報社会に守られているのか実感しました。


今回、被災に遭われている方も言われていましたが、
何が一番今欲しいか。。

食料や毛布ももちろんだけど、やはり『情報』が一番欲しい。

本当にそれは私も同じでした。

昼間繋がっていた電話回線も、夜には全く繋がらなくなり、
暗闇の中、家族ともなかなか連絡が取れない状況で
唯一の連絡手段は携帯電話でした。

もちろん、携帯も通話はできませんでしたがメールを使って都内で働く
兄と連絡が取れ、とりあえず無事は確認出来ました。
スマートフォンをお持ちの方は、お分かりだと思いますが
携帯のメールも繋がりやすいのは、パソコンのメールアドレスを使用した
ものが比較的スムーズに連絡とれました。


今回長時間の停電にあい、実際に必要だと思ったのは

『ラジオ、電池、水、保存食、携帯電話の電池式充電器、カセット式ガスコンロ(地震発生時は避けて)』

暗闇の中で、何も情報がないのが一番堪えます。


私の地域はその日の夜中、電気が復旧しましたが、
現時点でまだ停電している地域がたくさんあります。
原発の爆発によって、電気の供給も足りなくなってきています。

出来る限りの節電を心がける事。

そして、原子力発電についてもう一度よく私たち一人一人がきちんと知る事。


正直、私もまだまだ知っていませんでした。

今回改めて、電気の大切さ、そして原発の恐ろしさ、考えさせられました。

あまりにも身近にありすぎて、当たり前の事が当たり前で無くなった時
初めて向き合う事がいろいろとあります。


もう、全ての出来事は人ごとではありません。

個人の判断が問われます。

その為には、一人一人が一部の情報だけに惑わされずに
自分でもいろいろ調べたり、考えたりする事が必要なんだと思います。


私自身も、今の私に何が出来るのか、もっとよく考えてみたいと思います。


どうかこれ以上、大きな被害が起きませんように。。

そして、一刻も早い被災地の方の復旧を心より祈っています。




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Posted by kurumi at 18:20